農家web金融版
青色

(青色申告ヘルプ)現預金の残高確認で数値が合わない場合はどうしたらよいですか

確定申告メニューの現預金の残高確認で、現金がマイナスになっている。普通預金の数値が通帳とあっていないなどの場合は、どのようにしたらよいのか説明します。

公開日
更新

確定申告メニューの現預金の残高確認で、現金がマイナスになっている。普通預金の数値が通帳とあっていないなどの場合は、どのようにしたらよいのか説明します。

パターン1 現金があっていない場合

当システムは、取引登録で入力した収入は普通預金に入金されたことに、支出を登録した場合には普通預金から出金されています。

そのため、現金があっていない場合には、事前に入力した「期末簿価(前年12月末現在の数値)」が間違っているもしくは、振替伝票を入力していない、もしくは金額が間違っているのどちらかです。

現金の横の明細を確認をタップすると、現金出納帳が表示されて今年の取引がすべて表示されますので内容を確認して修正してください。

前期末残高の修正、振替伝票の修正は画面下のメニューをタップすると、「前期末残高入力」「振替伝票」から修正してください。

パターン2 普通預金が通帳の残高と合っていない場合

普通預金が通帳と合っていない場合には、取引登録の金額が間違っている、入力自体漏れている、取引の中にプライベートで支払いしたお金があるなどの様々な要因があります。

普通預金照合の流れは下記のとおりです。細かな操作方法についてはステップ1~5で説明します。

  1. 現金出納帳の普通預金一覧を開く
  2. 通帳の1月末残高と現金出納帳の1月末の残高があっているか確認する。あっている場合は2月末、3月末と同様に確認し、何月の取引が間違っているか突き止めます。
  3. いくら差額があるか計算し、通帳や帳簿から同じ金額がないか確認してみましょう。もし同額の金額があれば、その取引が漏れている可能性が高いです。ない場合は、通帳の記載をみながら、帳簿の金額とまちがっていないか、漏れていないか、もしくは余計な取引が入っていないか探します。
  4. 取引の間違いを見つけたら修正しましょう。再度現金出納帳を開きなおして残高が間違っていないか確認します。
  5. 12月末の残高が合うまで、2~4を繰り返します。(原因は1つとは限りません。日付の早い順から1つづつ合わせていきましょう)

ステップ1 現金出納帳の普通預金一覧を開く

普通預金の横の明細を確認をタップすると、現金出納帳が表示されて今年の取引がすべて表示されます。

ステップ2 通帳残高と現預金出納帳(普通預金)の残高があっているか確認する。

現預金出納帳と普通預金の通帳残高を合わせましょう。入力件数が多い場合には、1月末、2月末と日付の若い月末の数値を合わせていくと、何月の入力が間違っているか特定することができます。

ステップ3 残高の差異を求め、間違った取引を見つける

ステップ2で残高に差があった場合は、まずはその差額を計算しましょう。

例えば335円であれば、通帳や現預金出納帳(普通預金)の明細から335円の入出金がないかみてみましょう。その取引が未入力だったり、普通預金の取引ではないことが濃厚です。

ステップ4 原因を見つけたら、取引を修正・入力する

取引金額が間違っていた、もしくは入力もれがあった場合

取引登録一覧から、該当の取引の金額を修正したり、追加で入力したりしましょう。

通帳に農業とは関係のない、プライベートな入金や支出があった場合

入金の差額で多いのは、預金利息です。普通預金利息は、農業の収入とはなりませんので、受け取った金額は全額プライベートお金として入金処理する必要があります。

また国民年金や健康保険などの支払を、農業用の普通預金から支出している場合など、農業とは関係のない支出があった場合は、支出額はプライベートなお金の出金として取引を登録する必要があります。

プライベートなお金に関しては、振替伝票を登録します。

  1. メニュー画面から取引画面の「振替伝票」をタップ
  2. 振替伝票一覧が表示されるので、一番下の「振替伝票作成」をタップ
  3. パターンから選択の中から、「プライベートな支出」もしくは「プライべートな収入」を選ぶと、勘定科目がセットされます。
  4. 取引日付・金額を入力し、一番下の欄にある「振替伝票作成」をタップすると、振替伝票が登録されます。

現金、普通預金、定期預金など現預金勘定間での移動

たとえば、支出の取引の中に普通預金ではなく、現金で購入したものがある場合には、現金残高が残り、普通預金残高が少ない状況にあります。

その場合は、現金を減らし普通預金を増やす「振替伝票」を入力する必要があります。振替伝票では現預金(資産)勘定の場合、増えたときは借方、減った時は貸方に入力します。

例)3,000円の除草剤をホームセンターで現金で購入した。取引は、支出で経費として登録しているので、普通預金が3,000円分残高が少ない。

仕訳は下記のとおりになります。

借方 (勘定科目)

金額

貸方(勘定科目)

金額

普通預金

3,000

現金

3,000

ステップ5 修正したら、現預金残高が照合をもう一度行いましょう

確定申告の現預金の残高確認や現預金出納帳(普通預金)の明細をもう一度開いて、残高が直っているか確認しましょう。修正したつもりが逆の伝票をきってしまったということもよくあります。また原因は1つとは限りませんので、ステップ2~4を繰り返し、帳簿と通帳残高が合うまで行いましょう。